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2008年05月26日

Dead of Night #3

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を気取りハンディカムを携えマンシング捜索に訪れた男女4人。しかし、フロリダの沼沢地帯に潜むクリーチャーはマンシングだけではなかった…。

90年代マーヴルホラー(「Midnight Sons」など)のような雰囲気が懐かしい。傑作と呼ばれることはおそらくないだろうが、いまごろの季節、蒸し暑く眠れない夜に無聊をまぎらわすのに最適の読み物だ。エレンの非道ぶりにはびっくり。J.M. Dematteis版「Man-Thing」の彼女とは大違いだが、もともとこういうキャラクターだったのだろうか? 「Essential Man-thing」を読んで確かめるか?

Dead of Night #2

ストリッパーとして日銭を稼ぎながらまだ小さな弟を養っている女性。そんな健気な彼女が、暴行殺人の常習者たちに目をつけられてしまう。しかし、いままで残忍な犯行を重ねてきた男たちは、今回2つのことを見落としていた。ひとつめは、彼女の弟は沼の怪物と友だちだったこと。そしてふたつめは…。

前回“ふつうのマーヴル・ユニバースでもよかったのでは”と書いたが、今回は非常に残酷で、“なるほど、これならMAXにした意義がある”と思った。犯行グループの卑劣さは悪寒を感じるほど。いにしえの怪奇・猟奇コミックへのオマージュとしてよくできている。Brian Denhamの絵もいい。ブログの過去記事を読むと、Illustratorで仕上げているようだ。筆で描いているようにしか見えないだけに、驚かされた。

2008年04月29日

Dead of Night #1

フロリダ半島沼沢地帯の奥にある1軒の小屋。そこではテッド・サリス博士を中心とする数人の科学者たちが超人血清(第2次世界大戦中合衆国陸軍が超人兵士計画のために開発していた薬品)の復元を進めていた。ところが、実験が終わりに近づいたころ、博士は恐ろしい事実に気づいてしまう。このプロジェクトを推進しているのはテロ組織で、その裏では非人道的な人体実験が行われていたのだ。このことを知った博士は薬品のサンプルを持ち出し逃亡を図ろうとするが…。

MAX版マンシング物語。それほど過激な内容ではなく、これなら通常のマーヴル・ユニバースで良かったのではという気が。50年代ホラーを思わせる演出は楽しいし、Kanoの絵も雰囲気たっぷり。エレンがただ不誠実なだけなのは気に入らないが、それなりに期待できそうだ。

2006年06月26日

Edgar Allan Poe's Haunt of Horror #1

恋人を失い嘆き悲しむ男。ある夜、一羽の鴉が彼の家に入り込む。不吉な鳴き声を繰り返す鴉に苛立ち、男は銃を発射するのだった…。(The Raven)

ポーに着想を得た短編集。作者は名手Richard Corben。おどろおどろしく、おぞましく、胸のむかつきを覚える物語の連続。とくに「The Conqeror Worm」は食事の前後に読まないことをおすすめする。いうまでもなく、絵はすばらしい。