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2008年04月06日

Amulet Book One: The Stonekeeper

偶発的な交通事故により父を失った少女。働き手を奪われ生活苦におちいったことから、彼女の家族は曽祖父が暮らしていた僻地の古い邸宅へ移り住むことになる。その曽祖父は生前不可解な研究に没頭していた人物だった。そして曽祖父の研究室は、ある異世界への扉になっていった…。

Kazu Kibuishi、ひさびさの新作。全5巻の長編になるらしい。内容はミヒャエル・エンデ×宮崎駿といったおもむきの異世界ファンタジー。少女とともに冒険に出るロボットたちが愛らしい。アクションが多いのもポイント。英文が平易なのもうれしい。物語はまだ序盤だが、期待できそう。事件の背景にある人物の裏切りがありそうなのは気がかりだが。

2007年11月07日

Breaking Up

友情がいつまでも続くものと信じていた女の子4人。しかし、高校へ進学し、1人がポピュラー・グループ入りを目指し、1人がナードな男の子と恋に落ちてしまうと、彼女たちの人間関係にはしだいにきしみが生じるのだった…。

Aimee Friedman/Chistine Norrieによる少女漫画。物語はおおむね型どおり。前半は単調で内心“うざい女だ”といらいらしながら読んでいたが、中盤、4人が仲たがいしてからの展開にはひきつけられた。しかし、こういうふうに許し合うことができるものなのかね。Chistine Norrieの絵はすばらしい。とくに髪の描写は女性アーティストならではだと思う。

2006年01月01日

Queen Bee

負け組の烙印を押され暗~い中学生生活を送っていた女の子、ハーレイ・マディソン。転校の機会に人生をリセットしようと、彼女は涙ぐましい努力を重ねる。ところで、彼女にはある秘密があった。実は彼女は、未熟だが強力なサイコキネシスの持ち主だったのだ…。

青春コメディの傑作! Chyna Clugstonのキャラクターはとても魅力的。すなおな性格が災いしてつぎつぎとトラブルに見舞われるハーレイに、にやにやさせられっぱなしだった。構成もすばらしく、とりわけ彼女が級友の家を訪ねるシーンでは、コマ割りのマジックが起きている。昭和少女マンガを思わせるベタなヒキも最高。この作品は今年のアイズナー賞ユーモア部門の有力候補になるだろう。