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2008年06月25日

Futurama Comics #37

宇宙配達業務の出先でエイリアンに拉致されたフレイ、リーラ、ベンダーの3人。彼らは環境団体の構成員で、“劣悪な労働条件にあえいでいる”フレイとリーラを保護するという。のどかな田園惑星にリリースされ、つかのまホッとするフレイとリーラ。ところが、そこは機械生命体トランスフォーマーが支配する星だった! 一方、ひとり地球に戻ったベンダーは、教授の叱責を受けてしまう。腹を立てた彼は会社を飛び出すが…。

わはは。お話そのものがおもしろいし、ギャグも有効(冒頭のパックマン惑星には笑ってしまった)。主人公3人の単独行動が多く、絡み合いが少ないが、その代わりそれぞれの個性が大いに発揮されている。ダンボール箱を被ってトランスフォーマーを偽装しようとするフレイのまぬけさは最高。ビールとコインに見放されて自殺しようと街をさまようベンダーの姿は、なんだか身につまされる。傑作だと思う。

2008年04月18日

Futurama #35

“ミラクル・クリーム”なるものを使用した結果スーパーパワーを手に入れたフレイたち。さっそくヒーロー活動を始めた彼らの前に、アーチ・エネミー、“太陽(サン)の息子”が現れる。衛星軌道に小型太陽を設置され、急激に温暖化していく地球。全生命を守るため、フレイたちは太陽の要塞へ乗り込むのだった!

わはは。実在の犯罪者の名前をネタにしてるよ。いいのかね。さすがにマンネリ化しつつあるものの、フレイとベンダーのバカなやりとりはやはりおかしい。フレイにアンテナを吸われたときのベンダーの動揺の仕方はちょっとあやしい。リーラがアミーを嫌っていることが明らかになる場面では笑わされた。James Lloydの絵はばつぐんにうまい。Bongo Comicsの仕事を中心にしているようだが、本来はどのような絵を描く人なのだろうか。

2008年04月10日

Futurama Comics #36

ニューイングランド星への配達を依頼されたフレイたち。その名のとおり、星の住人はサッカーを観戦しながらビールを飲むのを楽しむ、すこし時代遅れで善良なロボットたちばかりだった。ところが、配達を終えて地球へ帰ろうとしたところで、フレイたちは殺人事件に巻き込まれ、足止めされてしまう。一刻も早く事件を解決しようと、フレイたちは素人捜査に乗り出すが…。

佳作。アメリカ西海岸から見た素朴で類型的な英国観がおもしろい。とくにサッカースタジアムのくだりでは笑ってしまった。主人公たちが探偵役を演じることになったため、いつもの自虐ギャグはおとなしめだが、そのぶんアミーたちがひどい目にあってくれる。オチはちょっと前代未聞のひどさ。たしかに、これも英国の一面かもしれないけどね。

しかし、「Futurama Comics」もいつのまにか7年目か。アニメ打ち切りという逆風に耐え、よくここまできたな。

2007年12月09日

Futurama Comics #33

教授の新発明、吹きかけたものを巨大化させるスプレー。デートのためお化粧をしていたアミイがこれをヘアスプレーと間違えて自分に吹きかけたからさあたいへん。数時間後、デートの相手を片手につかんで摩天楼を登るアミイ。その姿はキングコングそのものだった…。

わはは。なかなかの快作。いつもは漫画ネタや70年代ネタで笑わせてくれるIan Boothbyが、今回は映画ネタでさえたところを見せる。アメリカでは「トランザム7000」は基礎教養なのだろうか(笑)。ベンダーの極悪非道ぶりもいい。リーラ嬢の活躍がないのはファンとして不満だけど、まあたまにはいいでしょう。

2007年09月13日

Futurama Comics #32

時空間移動装置の故障で元の世界に変えれなくなった、フレイ、リーラ、ベンダー、そしてゾイドバーグ。4人は行く先々の世界で揉め事に遭遇する。意外なことに、トラブルをことごとく解決し、それぞれの世界の住民たちから感謝されるのは、いちばん役立たずなはずのゾイドバーグだった…。

残念ながら、今回は低調。何度かクスクス笑いはしたが、吹き出すまでには至らなかった。お話を組み立てるだけで精一杯で、細かいくすぐりまで手が回らなかったという感じ。鉄人Ian Boothbyといえども油が切れることはあるのだろう。終盤のフレイがあるキャラクターに抱きつく場面は、彼の善良さが表れていてよかった。

2007年07月21日

Futurama Comics #31

プラネット・エクスプレスのマスコット、ニッブラーくんのおなかに虫(ワーム)がわく。悪いことに、怪獣に寄生したことで、この虫は突然変異を起こしていた。そのため、ニッブラーくんがゲップをするたびに、宇宙のどこかとつながったワームホールが出現するのだった…。

さすがはIan Boothby。つねにあらぬ方向へ展開するストーリー。ギャグの連打でまったく飽きさせない。なかでもアメリカの歴史を揶揄する台詞には大笑い。最後のオチもすさまじく、カナダ人Boothbyの意地の悪さが見て取れる。

2007年02月16日

Futurama Comics #28

ひょんなことから異次元に迷い込んだ、フレイ、ベンダー、リーラの3人組。そこは、やることなすことが裏目に出る“アイロニーの世界”だった…。

わはははは。今回はなかなかの秀作。ビールほしさに自分の足を屑屋に売り払ったかと思えば、果ては核戦争に介入して全人類を死滅に追いやるベンダーの暴走に大笑い。冥土で魔物に望みを問われ、“アクション・コミックス第1号”と即答するフレイが最高にいかす。コミック・ギークたる者、こうありたいものだ。Ian Boothbyの脚本はもちろん、ベテラン、Mike Kazalehの絵もいい。

2006年06月10日

Futurama Comics #25

肥料運搬中ハエ星人に襲われ、たまたま通りかかった惑星に不時着したベンダーたち。封建時代の英国のようなこの星で、宇宙船の修理費を得るため悪代官の屋敷に押し入ったことから、彼らは人々の英雄に祭り上げられる。そう、“ロボット・ロビンフッド”として…。

堂々と盗みを働くベンダーに苦笑い。良いのかね。残念ながら、今回、ギャグの切れはいまひとつ。職人Ian Boothbyといえども、たまには調子が出ないこともあるのだろう。それでも、食欲魔人ゾイドバーグの登場シーンは爆笑ものだった。

2006年04月04日

Futurama Comics #24

“もしも○○だったら”という疑問に答えるホワット・イフ・マシン。フライの質問は、子供のころから夢に描いていた“もしも毎日がクリスマスだったら”という他愛のないものだった。しかしその答えは、軍事独裁者と化したサンタクロースが支配する暗黒の世界だったのだ…。

今回も涙が出るほどおかしい。ばかばかしいほら話を書かせると、Ian Boothbyは当代随一だと思う。反抗を決意したリーラの“Are you with me?”という問いかけに、“Always”と即答するフライがかっこいい。ところで、最近ベンダーの四角い瞳が気になる。元ネタは何だろうか?

Futurama Comics #24Futurama Comics #24

2006年03月05日

Futurama Comics #23

配達業務の途中、偶然、異次元から遭難船を救出したフレイたち。しかし、遭難船のクルーがプラネット・エクスプレスの前任者だったことから、フレイたちは余剰人員に転落し、失業してしまう。31世紀において、失業は社会からの消滅を意味するというのに…。

今回もおもしろい。ジョークもおかしい。オタク下がりの犯罪者が送致される“ファンダム・ゾーン”の描写がイタイ。ベンダーはブルーグラス・ファンだったのか。ますます彼のことが好きになったよ。

Futurama Comics #23Futurama Comics #23