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2007年11月10日

Green Lantern Corps #10-13

ときには災害救助、ときには犯罪組織との戦いと、さまざまな任務に取り組むグリーン・ランターン・コーズの隊員たち。激務の合い間、隊員たちは惑星モゴの美しい森で休息をとり、心身を癒していた。ところが、モゴを訪れた隊員たちに精神の乱れが現れはじめ、ついに隊員同士の殺人に及ぶのだった…。

佳作。複数のプロットが別々に進行する形式をとっていて、序盤はややわかりにくいが、殺人事件発生をきっかけにキャラクターたちの接点が生じると、がぜんおもしろくなる。“暴力の対義語は何か?”という主題も共感できる。Patrick Gkeasonの絵も魅力的。クライマックスの大爆発は迫力たっぷり。文字どおりの紅一点、ナトゥが美しい。

2007年09月04日

Green Lantern Corps #7-9

新人隊員とともに極寒の惑星を訪れるガイ・ガードナー。二人はこの星に隠棲する元隊員にメッセージを渡す任務を帯びていた。しかし、ガイたちは元隊員に受け入れられず、いきなり攻撃を仕掛けられてしまう。そのころ別の星では、ひとりの男が支配層への不満を募らせていた…。

“The Dark Side of Green”#1-3。印象に残る場面はいくつかあるものの。お話は残念ながらいまひとつ。キャラクターの行動の動機付けが分かりにくく、感情移入しにくい。読者を驚かせる仕掛けが単調なのもマイナス要因。Patrick Gleasonの絵はいい。残酷描写は野蛮でファンタジック。女性キャラクターは感情豊かで美しい。

2007年02月06日

Green Lantern Corps #3

惑星ベトラッサスの王子ラグナー。王位の座とグリーン・ランターンの栄誉を欲した彼は、ベトラッサス星域を担当していたグリーン・ランターンと自分の兄弟を殺害する。持ち主を失ったグリーン・ランターンのリングが後継者として選んだのは、なんということか、この外道の王子だった…。

ファースト・ストーリー・アークの完結編。大宇宙を舞台にしたポリス・コミックという感じで、なかなかおもしろかった。Patrick Gleasonの絵はいい。彼が描く女性キャラクターはとてもかわいらしいと思うのだが、誰か賛同してくれるだろうか。ユーモアのセンスもあるし、「Aquaman」のころよりさらに表現力を増しているのもうれしい。今回残念だったのは、インカーの技量にばらつきがあり、情報量が極端に落ちる場面があったこと。インカーはやはり重要だ。

2006年07月08日

Green Lantern Corps #1

“Green Lantern: Corps Recharge”から1年。新しく建設された惑星オアを拠点として、グリーン・ランターン・コーズは宇宙各地で平和維持活動を行っていた。しかし、若い隊員のなかには、現実の壁にぶつかり、迷うものもいた…。

先日のオフ会で“Dave Gibbonsはおもしろい”と聞いて期待していたのだが、本当にそのとおりだった。ドラマあり、アクションあり。しかもドラマの部分はこれからどんどん深まっていきそうだ。見覚えのある絵だと思ったら、Patric GleasonはWill Pfeifer-John Arcudi期の「Aquaman」を描いていた人だった。この1年で、めきめきと上達したと思う。あの作品でもそうだったが、彼の描く成長過程の女の子はとても魅力的だ。

2006年07月07日

Ion #2

サナガー星人の賞金稼ぎの急襲。即座に反撃し、敵を捕らえ、襲撃の理由を問い詰めるカイル。その答えは、彼にはまったく身の覚えのないことだった。真相を探るため、ふたたび宇宙に飛び立つカイルだったが…。

なかなかおもしろい。小気味いい展開。月刊で読むのがもどかしいぐらいだ。今回は絵も満足。やはりインカーが入ったほうが、よりフォルムが明確になっていい。しかし、カイルもたいへんだな。“こんなことしたくない”というのはけっこう切実な本音だと思う(笑)

2006年05月10日

Ion #1

地球へ帰還し、平穏に暮らすカイル。しかし、ジェニーの死の衝撃はあまりにも大きかった。人前での明るい表情とは裏腹に、彼は悪夢に苛まれていたのだ。そのころ、はるかかなたの宇宙に、ある不吉な兆しが現われていた…。

相変わらず気苦労の絶えない人だなあ。お話はまだまだこれから。単なる予感だが、悪いものにはならないような気がする。絵は残念ながらいまひとつ。インカーがいないページは、全体が平板に見えてしまう。カラーも少しエフェクトを利かせ過ぎでは。

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