The Flash #238-239
人々の不安を具現化するヴィラン、スピンの出現。彼を取り押さえようとしたウォリーは、かねてから気に病んでいた失業による生活苦を突かれ、一時的にマインドコントロールされて公衆の面前で盗みを働いてしまう。ほどなく正気に返り謝罪したものの、この信用失墜は痛かった…。
ていねいなストーリーテリングが好印象。失業からくる焦燥感、わかるわかる。スパイダーマンの関係者が読んだら“本当はこういうことがしたかった”と悔しがるのではないだろうか。子育ての不安感もいい。“明日には大人になっているかもしれない”という極端な誇張がおもしろい。絵は微妙。通行人などの描き方を見るとじつはmanga的な方向に行きたいのかも。でも子どもがかわいいのはいい。現在の物語では重要な要素だ。