Young Liars #1
夜の繁華街。路上で大の男ふたりを相手に大立ち回りを演じる若い女。男が拳銃を向けても女はまったくひるむことなく、とことん殴りつけてついには重傷を負わせてしまう。彼女がこのように暴力的・刹那的なのには訳があった。彼女は以前に頭部を銃撃され脳を損傷していたのだ。その銃弾はいまも彼女の脳内にとどまり、少しずつ移動している。銃弾が脳幹に達したとき、彼女の命はつきる。それが2週間後なのか2年後なのかは誰にもわからない…。
日本映画だったら“最後に伝えたかった言葉はありがとう”的なコピーがつけられそうな設定だが、そこはDavid Lapham。冒頭からヒロインに人の鼻を噛み切らせてドン引きさせてくれる。サブキャラクターもろくでなしばかりだ。今回は登場人物紹介といった感じで、物語の行方はまだわからないが、胃がキリキリ痛くなるような犯罪ロマンスを期待したい。