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World War Hulk Aftersmash: Warbound #2-5

“ハルク大戦”終結後、連邦政府から追われる身になった異星人たち、ウォーバウンド。戦いの傷を癒すいとまもなく逃避行を余儀なくされた彼らの前に、やっかいな相手が現れる。ハルクの宿敵のひとり、リーダーだ。その目的は、ウォーバウンドのヒロイムを拉致し、巨大なガンマ線ドームを建設して強大なエネルギーを獲得すること。それがドームの下に取り残された数百人の死につながることなど、彼にとってはなんでもないのだ。戦友を奪還し人々を安全な場所に避難させようと奮闘するウォーバウンドだったが、いったんリーダーに操作されたヒロイムは、みずからのコントロールを失っていた…。

一種の怪作。前半の展開はなかなかスリリングで、ヒロイムがある決意を固めるくだりなど大いに盛り上がるが、後半の迷走もすごい。おそらくキャラ惚したのだろう、Greg Pakは。ひとりひとりのキャラクターは魅力的だが、グループ内に葛藤がないため、ドラマとしては弱い(これと比べるとレネゲイズにウォーレンがいた意味がよくわかる)。“愚かな人間ども”というセリフを繰り返すのも安易だ。といろいろ文句を書き連ねたが、読んでいるあいだはけっこう楽しかった。ヒロイムとの戦いのあとコルグが故郷の風習を思い出すくだりなど悶絶もの。ある種の人々には涙ものかもしれないが。Leonald Kirkの闊達な絵も良かった。

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