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Dark Ivory #1

ゴス女子大生、アイヴォリー。感謝祭の夜、クラブに踊りにでかけた彼女は、恐ろしい光景を目撃してしまう。ひとりの女性が何者かに首を切られ大量に血を流していたのだ。被害者によると、それは吸血鬼の仕業だという。夜遊びを早めに切り上げ帰宅しようとするアイヴォリーだったが、あいにくその日は祝日。公共交通機関はすでに営業を終えていた…。

Josep Michael Linsner、ひさびさの新作。ピンナップアートふうの絵柄とは対照的に観念先行型の作品が多かった彼だが、今作ではとてもいきいきとしたダイアローグを書いている。文学志望の青年(姉の元彼)とのくだりなど、説明臭を感じさせずにキャラクター像を伝えることに成功していて、失礼ながら“この人、こんなにうまかったっけ?”と思ったほど。なるほど、家族そろって七面鳥をいただく感謝祭はゴスの価値観には合わないものなのか。こういう感覚面にはまだまだわからないことがいっぱいあるなあ。絵はいつもどおりといえばいつもどおりだが、キャラクターに生気があるぶん魅力も増している。次号も楽しみだ。

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