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Action Comics #850

記憶喪失状態で31世紀に現れた、スーパーガール、カラ・ゾルエル。彼女を21世紀に戻す方法を探るため、ブレイニアック5は過去の世界を映し出すモニターを開発する。装置の試運転のさいカラの脳裏に浮かんだのは、同じクリプトン人でありながらどこか距離を感じていたスーパーマンことカル・エルのことだった。彼はどのような道のりを歩んできたのだろうと…。

第850回記念号。脚本はKurt Busiek、Fabian Nicieza、Geof Johnsの3人。特別号でたびたび用いられるキャラクターの来歴を振り返る構成を利用し、DCユニバースの豊かさを伝えようという意欲が感じられる。ただし、お話のできはいまひとつ。ホスト役のカラは文字どおり見ているだけの人。思いもさっぱり伝わってこない。ひとつひとつのエピソードも目新しさに欠けものが多いうえ、キャラクターの心理状態がへんに沈んでいる。これでは、“ふうん。そういうことがあったのか”以上の感想は持ちようがない。ブレイニアック大集合あたりをふつうのエピソードとして描いたほうがよかったのではないだろうか。

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