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Midnight Sun #3

飛行船イタリア号の遭難から5週間が経過した。墜落地点が陸地ではなく氷塊であることが判明し、海上を漂流していることが明らかになるにおよんで、生き残りの乗組員たちはとうとう分裂する。無線機の機能回復に望みをつないで氷塊にとどまる者と、徒歩で陸地を目指す者に。いずれにせよ、彼らに残された時間は尽きようとしていた…。

つかのまでも猛暑を忘れようとこの本を選択。飢えのつらさが繰り返し述べられるのに対し、寒さの恐ろしさがほとんど描かれていないのは物足りない。厳しい寒さが人間の身体にどれほどダメージを与えるか、作者はあまりわかっていないのではないだろうか。一部の生存者が捜索隊に見殺しにされるくだりはとてもいい。絶望、残酷さというものが胸に残る。

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