Captain America #25-26
「超人登録法」への抵抗を中止し、政府に投降したスティーヴ。合衆国への反抗を罪に問われ、法廷に引き出された彼を、狙撃銃が狙う。悲鳴と怒号が飛び交うなか、さらに至近距離からの銃弾2発が、彼の身体を貫くのだった…。
「The Death of the Dream」#1-2。衝撃的な展開。とはいうものの、“スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカの死”をまともにとる読者がそうそういるとは思えない。ライターがレッドスカルとフォギー・ネルソンの死を偽装したEd Brubakerともなればなおのこと。当のBrubakerもこのことを十分自覚していて、無惨な死体をわざわざ見せつけてくれる。きちんとした意図のある作劇であることは理解しつつ、しんどいという思いも。第二次世界大戦の回想シーンが、秘密トンネルとか古城とかいうものではなく、廃虚と化した市街地なのも興味深い。機会があればBrubakerに理由を尋ねてみたいところだ。主人公は不在だが、悪役たちはすばらしいことも付け加えておく。
コメント
もっと感傷的なものを想定していたのですが、しっかりファルコン&ウィンターソルジャーの空中戦といったアクションシーンも盛り込んで、躍動感とは裏腹の“死”の静寂をゆっくりと描いているのはサスガだと思いました。
投稿者: ロヒキア | 2007年07月18日 11:55