Loaded Bible: Jesus vs. Vampires
9・11。“テロとの戦い”。そして合衆国社会の保守化。キリスト教信仰の拡大は、人々のなかに紛れ込んでいたサタンの僕たちを顕在化させる。そして、人間とヴァンパイアの全面戦争が始まった。それから数年。人間の軍にひとりの有能な戦士がいた。彼は、神が人間を救うためにふたたび送り込んだ、イエス・キリストだった…。
わはは。9・11後の状況を題材にした作品はずいぶん読んだけど、ここまで破天荒なのははじめてだ。さすがはTim Seeley。目の付けどころが違う。十字の剣をふるい全身に返り血を浴びながらヴァンパイアたちをなぎ倒すイエス。誤って民間人を殺害する場面の元ネタは、明らかにイラク戦争だ。といっても声高に反戦を叫ぶのではなく、あくまでもエログロに徹しているのがまた良い。ラスト、真の啓示を受け、それまでよりもはるかに困難な戦いに挑むイエスに拍手喝采。
投稿者: Anonymous | 2012年02月10日 18:36