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JSA #73-75

50年代へのタイムトラベル・ミッションのあと、JSAへの復帰を願い出るアトム・スマッシャー。"ブラック・レイン"(北アフリカ・カンダクの独裁政権をブラック・アダムが打倒した事件)のさい仲間たちを傷つけた彼を受け入れるべきかどうかメンバーたちが協議していたそのとき、ブラック・アダムがアトム・スマッシャーを訪ねてくる。カンダクにいま危機が迫っていると…。

ひとつの国が滅亡に直面する非常事態だというのに、お話にスケール感がないのは困りもの。思うに、Geoff Johnsは何らかのトラブルを抱えた人間が懸命にもがく姿に関心を寄せているのだろう。物語のテーマをキャラクターの対立を通じて描くことができればすばらしい作品になるが、そうでなければ、まるで小鳥屋の店先のような、カラフルだがちまちまして散漫な感じになってしまう。終盤、アトム・スマッシャーの命を救うためにブラック・アダムが叫ぶシーンなど、エモーショナルで感動的な場面もあるのだが。

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